【体験談】ヘルニアで入院した話
普段はデスクワークメインの仕事を行っていますが、ふと体全体が重い感じがしたため仕事帰りに近所の整体に行きました。
整体師さんに首・肩・腰のマッサージを重点的にお願いし、一通りの施術も終わりましたが、どうも腰のあたりが重いというより痛い感じになっていることに気づきます。
早めの揉み返しかなと思いつつ、痛みを感じながらもそのまま帰宅しました。
帰宅後は普段通り友達とゲームをしたり、動画を見て夜を過ごします。
腰痛は突然に
次の日の朝、腰が痛くて寝床から起きるのも少しきつい状態。
久々にギックリ腰になったかなと思い、湿布を貼り、以前ギックリ腰をした際に貰ったコルセットをつけて仕事へ。この日はなんとか無事に過ごします。
翌日は更に痛みが酷く、寝床から起き上がるだけでも30分以上かかる始末。
痛くならない姿勢を探しながら少しずつ動き、なんとか起き上がる状態。
家の中の移動も、足を引きずり、壁に手を添わせながらなんとかという感じ。
痛みがどんどん強くなるものの、ギックリ腰なら痛みのピークも3日くらいだろうと、この状態でさらに3日ほど過ごします。
初めての救急車
症状が一向に改善せず、就寝中も寝返り時の激痛で起きるようになり、流石にヤバそうだということで整形外科へ。
レントゲン撮影を行おうとするも、腰まわりが痛すぎて体制を変えるのにも一苦労。
この状態でなんとか撮影を終えるも、レントゲンでは特に悪い箇所は見当たらないとの診断。
「MRIをしないと分からないですね」と先生に言われ、病院に行こうとするも、激痛すぎて歩くのも辛い状態だったため、先生の提案で救急車を呼んでもらうことに。
ただし、夕方前くらいの時間で、病院の受け入れ先が見つからなかったため、夜間救急となる夕方過ぎ頃の時間に救急車を呼ぶことに。
最悪一泊くらいするかなと思ったので、痛みを我慢しながら家に帰り、なんとかお泊りセットを準備。夕方に救急車を呼び、ひとまず病院へ搬送されました。
初めての入院
夜間救急で問診される中、結果はどうあれ入院するかを聞かれ、家に戻っても自力の生活は困難であるため、この時に入院を決めました。
激痛の中なんとかMRIを終え、その後はベッドで入院申込書やらケアセット申込書やらの説明を聞き、痛いので明日以降対応しますと回答してこの日は就寝。
後日、痛みの原因は椎間板ヘルニアであると診断されました。ぎっくり腰とヘルニアは同じようなものと思ってましたが、全然違うんですね。
手術は必要ないものの、ある程度の療養が必要ということでこのまま入院生活を続行することとなりました。
入院生活
念のためパソコンも持ち込んでいたため、メールチェックやWeb会議も対応しながら入院していましたが、基本は寝て体力回復し、腰回りを動かすリハビリが生活の中心となりました。
初めて入院して思ってことは
- 病院食は美味しくないというイメージだったが、普通に美味しく食べられた。
- ケアセット対応で棟内着やシーツを交換するのは基本週1だったので、着替えをもう少し持ち込めばよかった。
- 箸や歯ブラシ、コップなども入院すれば貸与されると思っていたが、自分で準備しないといけないのは意外だった。
- 相部屋の人達の生活音がうるさかったりするので、耳栓とアイマスクは持ち込んで大正解だった。
- 病院内の売店で下着や軽食類も購入できるので、今回は事前準備していたが最悪手ぶらでも何とかなる。
リハビリをしばらく続けていると、支えがあれば問題なく歩けるようにはなったため、最終的には1週間で退院することとなりました。
入院費用は結構かかる
今回は手術無しで1週間入院していましたが、薬等も含んだ支払総額は約12万円です。
棟内着などを含んだケアセット分は数千円だったので、大部分は包括評価(DPC)で計算された診療行為に対する支払額でした。
医療保険に入っていなかったのもあり、3割負担でも結構費用きついという感覚と、入院確率が高い老人世代のほうが負担割合低いのはリスク率考えたらおかしいよねという感じでした。
失って分かる健康のありがたみ
初めての入院で学んだことが多いですが、改めて健康体でいることの大切さが身に沁みました。
いまだに痛みが少し残っていますが、杖やコルセット無しでの生活はできており、リハビリを意識した運動を行っている状態です。
皆様も健康を意識し、普段から良い姿勢をとったり、運動することをオススメします。